更新履歴:2016.12.6 /  LinkIcon『GIRLS TREK』講座 番外編掲載





GIRLS TREK用語解説

○恒星日誌
 宇宙観隊士官が艦隊コンピューターに保存する日誌。基本音声と映像で保存される。公式日誌と私的日誌の2種類がある。
 
○宇宙歴
 宇宙艦隊が使用している暦で、惑星連邦結成時を起点としている。
 
○宇宙艦隊
 惑星連邦が保有する機関のひとつで、その主な任務は惑星連邦の科学技術の振興や宇宙探査、連邦内外での安全保障、そして他勢力との外交である。
 
○惑星連邦
 宇宙に進出した地球人類を元に結成された恒星間の連邦共和国の総称。
 
○次元震動波
 時空間に影響を及ぼす次元の波の事。それにより、次元断層、空間転移等、予測不可能な事象が起きる。
 
○タイムワープ
 通常のワープが空間移動するのに対し、時空間を移動する航法の事。技術的に大変難しい航法で失敗すれば時空が破壊されるか、時の狭間に閉じ込められ戻ってこられなくなってしまう。
 
○クロノ粒子
 タイムワープを可能にする粒子。この粒子により特殊なフィールドを作り時空間を移動する。
 
○トリコーダー
 あらゆる物体の探知、分析、記録が出来る多目的携帯デバイス。医療に特化したものもある。

○転送
 あらゆる物質を電子エネルギー化することにより、一瞬で別の場所に移動する方法の事。
 
○航宙艦
 宇宙を航行する船の事。
 
○『バグ』
 24世紀において、人類の天敵というべき機械生命体。元はほんの小さなコンピューター内のバグであったが、自己分裂自己増殖を始め、人間を初めとする有機生命体を同化することにより増殖進化を遂げてきた。その意志は意識集合体に統一され、個性を持たない。
 
○同化
 『バグ』が仲間を増やす手段。相手にナノマシーンを注入することにより、遺伝子レベルから生命体としての組成を変えてしまい、身体を機械生命体の物へと変えてしまう。その時点で元の人格、個性、記憶は消去される。
 
○ナノマシーン
 『バグ』が同化時に使用する極小機械。遺伝子操作と共に、機械部品を生成し、相手を『バグ』へと変えてしまう。
 
○フェイザー
 艦隊が使用する攻撃ビーム兵器。大型で艦船に装備されるフェィザー砲と個人が携帯するフェイザー銃の2種類が存在する。フェイザー銃は「麻痺」と「殺傷」に切り換える事が可能。
 
○艦隊アカデミー
 宇宙艦隊の士官を養成する機関。4年制の教育機関である。
 
○クリムゴン
 地球と同盟関係にある惑星連邦に所属する星の一つ。かつては地球と敵対関係にあった。クリムゴンは戦闘種族でその筋力、戦闘力は人類の数倍と言われている。
 
○キトメール
 地球とクリムゴンの国境付近に存在した植民惑星。かつての戦場跡。
 
○レプリケーター
 分子を元にしてあらゆる物を生成することが出来る機械。艦隊艦では主に飲食物の生成に使われる。
 
○宇宙艦隊命令
 宇宙艦隊士官が必ず順守しなければならない規則。104条B項1―A節は非常時における艦長不在に則した代理艦長就任についての規約である。
 
○セクター001
 セクターとは宇宙艦隊における位置分布を現し、001は惑星連邦の中心。つまり地球の事を差す。
 
○ハイポスプレー
 無針による薬物皮膚投与を可能にした未来の注射器。
 
○『バグ・クイーン』
 『バグ』の意志の中心、唯一の個性所持者。全ての『バグ』はクイーンの意志にしたがう。
 
○フォースフィールド
 素粒子等のエネルギーや物資の力場によって生成される見えない壁。バリアと同等の能力を持ち、攻撃、侵入を防ぐ事が出来る。
 
○コミュニケーター
 宇宙艦隊標準装備の通信機。所在地特定のマーカーの役割も持つ。

■その1「テーマは愛!」

香苗「はい、と、いうわけで始まりました。香苗とゆりの『GIRLS TREK』講座。担当しますはSF大好き、葦田香苗と~~」
ゆり「なにが、「と、いうわけ」よ? 文学的に繋がってないじゃない」
香苗「まあまあ、いいからいいから、ゆりちゃん自己紹介」
ゆり「星久学院、3年。合唱部の柳田ゆりです」
香苗「はい、と、いうわけで私、香苗とゆりとで『GIRLS TREK』の世界をディープに紹介して行きたいと思いま~す」
ゆり「あ~、また「と、いうわけ」って言った!」
香苗「無視して進めま~す。今回の『GIRLS TREK』ズバリ、テーマは愛です!」
ゆり「わあ、それってちょっと古くない? 今時文芸作でもテーマは愛なんて言わないわよ。それに出るのって私たちじゃない。私たちが愛し合うの?」
香苗「ブブ~。残念でした。私的には興味あるけど」
ゆり「え……」
香苗「この愛はスタッフさんたちの『STAR TREK』愛の事よ」
ゆり「『STAR TREK』? なにそれ? なんか『GIRLS TREK』に似てるけど」
香苗「ドキン! ゆりちゃん、なんで『STAR TREK』を知ってるの!?」
ゆり「いや、いま香苗が言ったから……」
香苗「ううむ、まさか1966年にアメリカで天才的プロデューサー、ジーン・ロッデンベリーが産み出した宇宙探検テレビドラマ、今もなお新作が作られ続け、今年はあの『STAR WARS』の監督JJ・エイブラムスがプロデュースした劇場新作が公開された『STAR TREK』知っているとは……」
ゆり「へえ、JJ・エイブラムスなんて、すごい人がプロデュースしているのね」
香苗「またまたドッキン! どうしてそんな事まで知っているの!? まさか、ゆりちゃん、エスパー!?」
ゆり「いやいや、全部香苗が喋ってるよ」
香苗「ともかく! 無限のフロンティア、宇宙に乗り出し。新たな生命と新たな文明、そして新たな脅威に果敢に挑んでいく物語! それが『STAR TREK』なのです。そしてそんな『STAR TREK』を愛してやまないスタッフが産み出したのが『GIRLS TREK』なのよ!」
 
その2につづく

■その2「USSウィルテイカーとは」

香苗「はい、早苗と&ゆりの『GIRLS TREK』講座~。第2回!担当しますはSF大好き、葦田香苗と~~」
ゆり「文学少女の柳田ゆりです」
香苗「さあ、今回は私たちが乗り込む宇宙艦隊の航宙艦、『USSウィルテイカー』のお話です」
ゆり「航宙艦てなに?」
香苗「海を行くのは航海、空を飛ぶのは航空。宇宙を行くのは航宙。だから『ウィルテイカー』は航宙艦なのです~」
ゆり「ふうん、宇宙戦艦じゃないんだ……」
香苗「ああ~! それだけは言っちゃダメ~! どんなに武装があっても『ウィルテイカー』は平和のための艦。戦う為の艦じゃないの!」
ゆり「そうなんだ……」
香苗「そうなのよ、ふう、危ない、危ない……」
ゆり「そういえば、『ウィルテイカー』のUSSってどう言う意味なのかしら?」
香苗「それはもう、ウルトラ・スーパー・スゴイの略に決まってるじゃない」
ゆり「え~、それって全然文学的じゃない~。そんなの日記に書けないよ~」
香苗「まあ、いいからいいから」
ゆり「じゃあ、艦長がキャサリンさんで副長がプラクストンさんでしょ? 
あと、アンドロイドのラルちゃんとか……ネットでググったら、似た
名前の人がいたんだけど……」
香苗「ドキリ、いつの間に! 私の知らぬ間にそんな検索をするなんて。ゆり、恐ろしい子……」
ゆり「なに白目になってるのよ。艦長たちとその人たちと、なにか関係があるのかしら?」
香苗「ん~、まあ、その辺のことは知らなくても大丈夫だけど、前もって調べておくとより一層、『GIRLS TREK』が楽しめるかもね。もちろん、調べなくてもそんなの常識っていう貴方なら、ハマること請け合いね!」
ゆり「誰に向かって言ってるの?」
香苗「あはは、右から2番目の星に向かって、ENGAGE!(エンゲージ)」
ゆり「ああ~、ごまかした~~」

その3につづく

■その3「準備はオッケー?」

香苗「はい、と、いうわけで始まりました。早苗と&ゆりの『GIRLS TREK』講座~。第3回!担当しますはSF大好き、葦田香苗と~~」
ゆり「ふぇいざーにとりこーだー、れぷりけーたーにびーむあっぷ……」
香苗「ちょっと、ゆりちゃん、自己紹介!」
ゆり「あ、文学少女の柳田ゆりです」
香苗「もう、講座が始まってるのに、ゆりちゃん何やってるの?」
ゆり「うん、『GIRLS TREK』の台本チェックをね。結構、専門用語が多くて大変なの。ねえ、セクター001ってなに?」
香苗「えっへん、SF用語なら任せなさい。セクター001とは地球の事よ。これ常識」
ゆり「むう、だって、文学物は主人公が宇宙に行くことなんてないもの。年代だって過去がメインで未来に行く事なんてないし……ENGAGEが発進って事だって、この間、やっとわかったんだから」
香苗「そう、なんと言っても『GIRLS TREK』は宇宙物の未来物。更にタイム
パラドックスはお手の物よ」
ゆり「そう、それがまたややこしいのよね。私たちは未来につれて行かれるし、逆に未来から来る人もいるし、何が何だか」
香苗「そういえば、台本を見てスタッフさんが言ってたわね。ラスベガスを思い出すって」
ゆり「え? ラスベガスってアメリカの? どうして?」
香苗「さあ? でも、転送がどうとか、エクスペリエンスがどうしたとか……まあ、ともかく、習うより慣れろよ。抵抗は無意味なのよ~」
ゆり「あ~、そんなセリフも聞いた気がする~~!」
香苗「さあ、皆さんも観劇の準備はオッケーですか? では私たちもそろそろ劇場に転送してもらっちゃおう」
ゆり「え~、あれやるの~~」
香苗「いいからやる! せえの~」
ゆり&香苗「ビームアップ!」
  シャララララ~~~ン

                             おしまい

■番外編

香苗「はい、と、いうわけで始まりました。香苗とゆりの『GIRLS TREK』講座。担当しますはSF大好き、葦田香苗と~~」
ゆり「え~、まだやるの~? このコーナー、終わったんじゃなかったの~」
香苗「ふふん~、今回は番外編よ、ば・ん・が・い・へん! 『GIRLS TREK』のオープニングテーマの解説をするんだから。ほら、早く自己紹介して」
ゆり「星久学院、3年。合唱部の柳田ゆりで~す↘」
香苗「もう、なによテンション低いわね~。まあいいわ。紹介しましょう。これが『GIRLS TREK』のオープニングテーマよ!!」
 
「明日(あした)の光が導く叛乱
歪んだ楽園 未知への飛翔
 
昨日の光が運んだネメシス
永遠への旅 道は星雲の彼方へ
 
2つの世代 Generationsから
ギャラクシーチャイルド 夢への旅立ち
 
今日の光が信じた故郷への長い道
Discoveryはまだ始まらない
あの日観たMotion Picture
未知の世界 最後のフロンティア
いつかBeyond(超える)んだ」
 
香苗「どう! この完璧な歌詞。ううん、この歌を聞いた人たちの感動に打ち震える姿が目に浮かぶわ。正にフランスのエッフェル塔の上から見る冬の巴里のように」
ゆり「ちょっと、そういう文学的表現は私の十八番よ。取らないで」
香苗「ああ、ごめんなさい。でも、すごいと思わない。またまたスタッフさんの『STAR TREK』愛が爆発しているわ。劇場版やテレビシリーズのサブタイトルが網羅されての! しかも、これ、歌詞先行じゃなく、曲先行だったのよ。素晴らしい~! ね、ゆりちゃんもそう思うでしょ」
ゆり「DS9のタイトルが入っていないわ。やり直しを要求シる」
香苗「ゆり! 早くも700話を越える全シリーズのタイトルを把握してるなんて……。もう私が教えることはないわ。ゲホ~、うう、血が~」
ゆり「て、なに口からトマトジュース出してるのよ、汚いわね」
香苗「ともかく! この歌詞に素敵なメロディー。私たちが歌う姿、是非、多くの方に見ていただきたいです!」
ゆり「劇場でお待ちしていま~す!」
 

                          おしまい

■お祝いのお花とりまとめのご案内■

いつも、皆様からキャスト様宛のお祝いのお花で劇場ロビーを華やかに盛り上げて頂いております。誠にありがとうございます!
たくさんの皆様から頂戴するあまり、期間中のお花のメンテナンス、終演後の清掃問題への取り組みが必要となっております。
そこで、メンテナンス、回収を依頼できる、フラワーショップ様への依頼をご検討頂けますと幸いです。
皆様にお願いをするにあたっては、やはり気になる価格の面でも、ショップと相談し、特別割引価格を実現致しております。
 

 

 ぜひご検討宜しくお願いいたします!

【BUNNER】
【FLYER】